2019年06月18日

【手作り「キリタロー」16体 青木さん(下河内)制作・新緑に揺れ色鮮やか】

キリタロー.jpg

地域のマスコットキャラクター「キリタロー」を描いた、カラフルな飾り16体を、真庭市下河内の青木信治さん(68)が制作した。

秋から冬にかけての早朝には、深い霧に覆われる同地域。昭和63年、地元有志を中心に、やっかいものの『霧』をマスコットキャラクター「キリタロー」として、地域活性化の取り組みを続けている。

自宅裏の樹齢20年ほどの木の上に、昨年、ツリーハウス(小屋)を制作した青木さんは、「さらに楽しい空間にしたい」と4月、針金や塩化ビニールなどの素材を使って、飾り(幅50p×長さ1・2m)を作り「キリタロー」をプリント。元号が「令和」に変わるタイミングだったため、「祝 令和」と書き入れた。

近くを流れる久保谷川の対岸(約35b先)の木までロープを張り、5月の連休後から設置。新緑の中、ときおり吹く風に揺られ、微笑ましい様子を見せている。
キリタロー2.jpg
青木さんは「鯉のぼりは各地であるが、キリタローはここだけ。風などで形が変わり、色々な表情が楽しめる。ぜひ見に来て欲しい」と話している。
posted by 真庭タイムス at 09:32| Comment(0) | 記事

2019年06月12日

【先端技術で農業の省力化 真庭の団体・国の採択受け2年間実証実験】

ドローンと田植機.jpg
ロボットやAI、ドローンなどの先端技術を使って、農業の無人化や省力化を実現する「スマート農業」の実証プロジェクトに、今年度から2年間かけ、県や真庭市、岡山大学、農事組合法人寄江原、樺四国クボタなど、10者でつくるコンソーシアム「SDGs未来杜市・真庭スマート農業オープンラボ」が取り組んでいる。

国の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」(全国252の応募、69団体が採択)に同ラボが選ばれ、高齢化や担い手不足が進む中山間地域における農業現場で、先端技術を使った省力化などの検証を行う。事業費は2年間で約5千万円。

6月4日には、使用する農機具の引き渡し式や田植え作業の実演が、真庭市鹿田の寄江原圃場で行われ、関係者や周辺住民など約100人が参加した。

導入した機械は、GPSを使って自動操舵走行するトラクターや、操作しなくても、直線をキープして一定間隔で植え付けできる田植機、除草剤等を空中散布するドローン、ラジコン草刈機、食味・収量センサ付きコンバイン、圃場の水管理システムなど7台。農薬や肥料管理のソフトと併せて使い、約12fの水田で米栽培を行い検証する。

導入により、労働時間の26%削減や収量13%向上などの目標を掲げており、秋以降には、美甘地内でも機械をシェアリングし、検証を行う。

農機具の実演では、太田昇真庭市長が、自動操舵で進む田植機に乗り、機械の正確さを体験したほか、農事組合法人寄江原のメンバーが、田のあぜ道にラジコン草刈り機を走らせ、使い勝手を確認した。
ラジコン草刈機.jpg

太田市長は「機械操作はとても簡単だった。高齢化が進んでいるが、若い人が農業に魅力を感じてもらえるように、儲かる農業の実現に向け、取り組んでいきたい」と話していた。
posted by 真庭タイムス at 09:03| Comment(0) | 記事

【蒜山へパビリオン移築 設計の建築家・隈研吾氏 講演】

隈研吾.jpg

国内をはじめ、世界20カ国以上の建築物を設計し、新国立競技場の設計監修にも携わった、世界的建築家・東京大学教授 隈研吾氏の講演会が、5月27日、旧遷喬尋常小学校講堂で開かれた。

真庭商工会、真庭観光局、真庭森林組合、真庭木材事業協同組合が主催し、市民ら約150人が、設計への思いや過去の作品について聞いた。

真庭観光局の佐山修一理事長は「昨年、水害などの自然災害や暖冬によるスキー客減少などにより、真庭地域の観光客は減少した。蒜山にパビリオンが移築されれば、新たな観光の目玉として大きな力を発揮すると期待している」とあいさつ。

講演で隈氏は「建築の世界は大きな転換期を迎えている。コンクリートの時代から、地元の素材を使う時代に換わりつつある」と、木造建築について紹介。「世界に比べて日本は、木組みの技術が圧倒的に優れている」と、自身が設計し、木を多用した橋や図書館、店舗、市役所、駅、美術館などの写真を映して解説した。




【2021年5月 展示施設を蒜山に】
東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向け、東京都中央区晴海に真庭産のCLT材を使用したパビリオンや展示施設を建設する、三菱地所株式会社、岡山県真庭市、隈研吾建築都市設計事務所の3者で行う「CLT晴海プロジェクト」。オリンピック終了後、施設は、蒜山へ移築され、観光や芸術・文化の発信拠点として利用される計画。

■建物規模【パビリオン棟】地上1階建【屋内展示棟】地上2階建【展示別棟】地上2階建
■建物構造木(CLT)、鉄骨造。
■スケジュール
▼2019年9 月竣工、運営開始予定(東京都中央区晴海3丁目2番地22号)
▼2020年9月 真庭市宛譲渡、解体工事開始予定
▼同年10月 真庭市への移築開始予定
▼2021年5月 真庭市での運営開始予定。
posted by 真庭タイムス at 08:57| Comment(0) | 記事