
園児が消防署の活動を学んだり、放水体験を行う「幼年消防クラブ員一日入署」が20日、真庭消防署(真庭市惣)で行われ、木山保育園の5歳児14人が、消防署の仕事を体験した。
防火と書かれた法被を着た園児は、署員に案内してもらい署内を見学。救急車に乗ったり、救助工作車で使用するチェンソーなど、資機材の説明を受けた。
消防士が出動の際に身に着ける消防服や装備品を素早く着用する様子も見学した。
放水体験では、専用の消防服とヘルメットに着替え、ゴルフカートを改造した全長2・5bのミニ消防車に乗って駐車場に出動。署員に手伝ってもらいながら、火元に見立てた8b先の看板めがけて、勢いよく放水した。

煙の充満したトンネルを通り抜ける体験も行われ、園児たちは姿勢を低くして、トンネルを通り抜けた。
消火体験をした園児(5)は「小さな消防車に乗れておもしろかった」、「水を出すのが楽しかった。大きくなったら消防士になりたい」と話していた。