2019年09月27日

【農業の効率化めざして・真庭市の北部と南部で実証事業】

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ロボットやAI、ドローンなどの先端技術を使って、農業の無人化や省力化を実現する「スマート農業」の実証プロジェクトが、真庭市の美甘地域(JAまにわヒメノモチ生産振興協議会)と落合地域(農事組合法人寄江原)で行われている。

南北に34q離れている両地域は、標高差約400b。田植えや稲刈りの時期が2週間ほどずれることから、農業機械の共同使用(シェアリング)も実証する。

18日は、美甘地内の圃場に植えたヒメノモチをコンバインで収穫。コンバインに取り付けられたセンサーを通じて、収穫米の収量や水分、タンパク含量などの数値をGPS情報と共にスマートフォンを通じてパソコンに転送した。
取得データは、翌年の施肥や防除の実施計画に反映し、収量の増加を目指す。

稲刈りを見守ったJAまにわヒメノモチ生産振興協議会の澤本基兄会長(66)は「これまでは人の経験に頼っていたが、機械を使えば収量や食味がデータ化でき、効率化できる。来年以降の収量増加を期待したい。協議会のメンバーは60〜70歳代が中心で、これを機に若い人にも農業に興味を持ってもらいたい」と話していた。

南部地域では6月以降、無人走行の田植機や圃場水管理システム、ラジコン草刈り機、ドローンによる防除や追肥などの実証が行われており、9月末頃から稲の刈り取りが始まる。

実証事業は県や真庭市、岡山大学、農事組合法人寄江原、樺四国クボタなど、10者でつくるコンソーシアム「SDGs未来杜市・真庭スマート農業オープンラボ」が、国の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の採択を受け実施。高齢化や担い手不足が進む中山間地域における農業現場で、先端技術を使った省力化などの検証を行っている。

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導入により、労働時間の26%削減や収量13%向上などの目標を掲げている。事業費は2年間で約5千万円。
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2019年09月03日

【全国大会で1位・はしご登はんの部出場の真庭消防署隊員】

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消防隊員が救助技術を競う全国大会「第48回全国消防救助技術大会」が8月25日、岡山市中区の「岡山市消防教育訓練センター」で行われ、「はしご登はん」の部に出場した真庭消防本部の平島聖也さん(25)=真庭市開田=が1位の最優秀賞を獲得した。

大会(陸上の部と水上の部)には、全国の予選を勝ち抜いた消防隊員928人が出場。命綱を結び、垂直のはしご(15b)を登って早さと安全性を競う「はしご登はん」の部では、52人が競った。

出場選手の平均タイムが16秒台のところ、平島さんは13秒8のタイムで1位になり、最優秀賞を獲得した。真庭消防本部では、今回を含めて全国大会に4回出場しているが、1位に輝いたのは初。
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【久世郵便局に感謝状・対応職員が被害拡大阻止】

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『メールで知り合った男性と交際を続けるには、振り込みを』。

出会い系サイトから指示を受け、指定口座に50万円を振り込もうとした真庭市内の20歳代女性を説得し、被害拡大を阻止したとして、真庭警察署管内金融機関防犯協力会と真庭警察署は、8月19日、久世郵便局に感謝状を贈った。

女性は、以前からメールのやり取りをしていた男性から「携帯電話が故障したので、これ以降は出会い系サイトを通じて連絡を取りたい」と依頼され出会い系サイトに登録。7月23日、3回に分けて計85万円の登録料を指定口座へ送金しようと局員に相談した。対応した田邊央記課長代理(32)が、目的を尋ねたが「商品の購入」と答えたため、その日は振り込みを手続きした。

女性は、翌日にも郵便局を訪れ、さらに50万円の振り込みを依頼したため、様子がおかしいと感じた田邊課長代理は、須江敦規局長(46)と一緒に事情を聴き、迷っていた女性を説得。警察に通報した。

感謝状を贈った水原宏志署長は「郵便局の対応で、被害の拡大を阻止できた。今後も被害防止に協力してほしい」と感謝を伝え、須江局長は「郵便局では日頃から、高額な振り込みなどに対して注意するよう職員を教育している。巧妙な手口の詐欺が増えているが、用途などを一歩踏み込んで尋ねる事で、被害拡大を止めることができた。今後も職員の指導を続けたい」と答えた。
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