2020年06月26日

【ヒノキ卓上カレンダー制作・創立60周年の記念に −真庭木材市売梶|】

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原木の市売りや山林売買、素材生産を行う真庭木材市売株式会社(真庭市富尾)は、今年4月、昭和35年4月の創立から60周年を迎えるのを記念し、真庭産ヒノキの木製卓上カレンダー(縦16p×横17p)を200個制作し、関係先に贈った。

両面にレーザー刻印した日付の棒7本を木枠の中に入れ、毎月並べ替えて使うオリジナルカレンダー。月の部分にはスギ板を使った。

4月6日に開催した創立記念市で、県内を中心に、愛知県や三重県、中四国の出荷者、買方のほか、株主に配布。山下薫社長(60)は「これまで時計や鏡、温度計などの既製品に名前を入れて贈っていたが、木製カレンダーは木の温もりを感じてもらうことができ、皆さんにとても喜んでもらっている。うるう年にも対応しており、何年でも使ってほしい」と話す。また、「新型コロナウイルス感染症の影響もあり、住宅部材の低迷で製品の売れ行きは良くないが、早く回復してほしい」と期待を込める。

同社は、県北を中心に県内外の国産のヒノキやスギの丸太を年間約8万㎥取り扱っており、山林や立木の売買に関しても、相談を受け付けている。
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2020年06月24日

【不審者侵入を想定し訓練・真庭市立美甘小学校】

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真庭警察署は、6月24日、小学校に侵入した不審者に対応する訓練を真庭市立美甘小学校で行い、職員15人と児童42人が対応手順を確認した。

スクールサポーター・白飯史朗さん(63)が不審者役になり、1階の2年生教室のドアから侵入。担任が応対しながら大声で応援を呼び、児童は隣の教室にいた1年生と一緒に講堂に避難した。

職員室から応援に駆け付けた職員が、校内の数か所にある「さすまた」を持って不審者を取り囲み、美甘駐在所員と一緒に取り押さえた。

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ほかの児童も、校内放送の呼びかけで急いで講堂に避難した。

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訓練後に防犯教室が行われ、指導した署員は「児童は先生の言うことを聞いて静かに早く避難ができていた。本当の場面では怖くて動けないことがあるかもしれないが、なにかあったら直ぐに逃げるようにしてほしい」と講評。通学途中に知らない人から声を掛けられた時の対応方法や、「知らない人や、見たことのない車には注意する」などの説明を受けた。

2年の女児(7)は「教室に大人の人が入ってきて怖かった。知らない人が声をかけてきたら気を付けようと思った」と話していた。
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2020年06月18日

【日展特選受賞作品・書家 寺坂昌三さん(久世)が市へ寄贈】

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2017年に行われた改組新第4回日展で特選を受賞した、真庭市久世の日展準会員・書家の寺坂昌三さん(62)が、このほど、受賞作品「月光」(縦95p×横210p)を真庭市に寄贈した。

書は、文化的な催し物や展示が行われる「久世エスパスセンター」(真庭市鍋屋)のホワイエに展示されることになり、18日、贈呈式が行われた。

真庭市・太田昇市長や真庭エスパス文化振興財団・渋澤壽一理事長や福島啓介副理事長など、関係者約20人が出席。壁に掲げられた書を除幕した寺坂さんは「書は線のにじみやかすれ、細さや太さをとりまぜて、平面なものが立体的に見えてくる線の芸術。真庭市には、文化芸術に理解を頂き、大変ありがたい」とあいさつした。

太田市長は「とてもありがたい。市民の方に素晴らしい作品を鑑賞して頂きたい」と謝辞を述べた。

寺坂さんは、京都橘大学で教授を務めるほか、真庭や津山など県内数か所で書道教室を開いており、書道文化を広める活動を行っている。

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2015年に同展特選を受賞した作品1点も市に寄贈し、市役所本庁舎3階に展示されている。
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