
長年にわたり少年非行防止や青少年健全育成、地域防犯活動などに尽力したとして、中国四国管区警察局と中国少年補導員連絡協議会は連名で、真庭市落合垂水の芦田有正さん(64)を表彰した。
令和3年度中国少年補導功労者表彰の伝達式が、5月19日に真庭警察署で行われ、荒瀬行泰署長が、これまでの功績を称えた。
2004年に真庭警察署管内少年警察協助員の委嘱を受けた当時、芦田さんは未成年者の飲酒や喫煙などに目を光らせ、地域を巡回して声掛けや補導などを続けた。近年は学校の下校時間に合わせて、子ども園や小学校など数カ所を、青色の回転灯を装備した自動車(青パト)で1時間ほどかけて巡回。子どもたちの登下校の見守りを続けている。
芦田さんは「自分の子どもを指導するような気持ちで子どもたちと向き合ってきた。今回の表彰は警察の方の支援や家族の理解があったからだと思う。これからもできる限り続けていきたい」と話していた。