
落合地区の活性化に取り組む6団体の活動事例発表(垂水向津矢住民会主催)が、11月24日、落合総合センターで行われ、太田昇真庭市長を囲んで意見交換が行われた。
各団体の活動内容を聞いて共有することで、参加者がまちづくりへの思いを深め、各自が地域に貢献できることを再発見する機会として実施。発表は「地域学生団体あねもね」「WEST NOZE(ウエストノーズ)」「まにわブライダルプロジェクト」「落合シニアミュージカル・そらさくら」「まにわ・しめ山プロジェクト」「おチアーズ」の6団体。住民会の役員や関係者など約30人が出席した。
岡山大学や広島経済大学、岡山県立大学の学生9人で構成する「あねもね」は、「面白く、やりたいことを、理念に沿った形で行う。目的や目標を設定し、振り返り、改善する」をルールにしており、これまでオンライン会議やワークショップを開催。幼なじみの女性4人で結成した「WEST NOZE」は、地域を盛り上げる活動を動画投稿サイト「YouTube」を使って発信しており、「今後は市内各地の紹介も増やし、他団体と協力して真庭を盛り上げていきたい」と発表した。
地元事業者約40社でつくる「まにわブライダルプロジェクト」は、結婚式に必要な衣装や写真、神社、印刷、交通などを各社が担当。真庭市内で結婚式を挙げる活動を続けている。「真庭市内には都会のような大型結婚式場は無いが、専門業者が協力すれば市内のどこでも結婚式ができる。コロナ禍で少人数の結婚式が増えており、細かなニーズにも応えられる。婚活イベントも継続的に行っていきたい」と報告した。
発表を聞いた太田市長は「この地域を少しでも良くしていこうとしていることは素晴らしいこと。もっと活動を広げていってほしい」と激励した。