2018年05月08日

樹皮燃料の熱風炉新設・10月稼働・昭和化学工業渇ェ山工場(蒜山上長田)

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建材や、ろ過助剤などに使う「珪藻土(けいそうど)」を採掘する昭和化学工業渇ェ山工場(蒜山上長田)は、製品製造工程で使う既存の珪藻土乾燥施設に、新たに木材の樹皮を燃料にした「バイオマス熱風炉」を建設し、二酸化炭素の排出量を削減する実証実験を始める。

1933年(昭和8年)創業の同社は現在、製品換算で年間約1万dの珪藻土を製造。既存ラインでは、液化天然ガス(LNG)を燃焼させて製品の乾燥を行っているが、バイオマス熱風炉の導入により、2割を樹皮燃料に移行させる。

樹皮は、水分量が多く効率的に熱量が得られないことや、繊維が多く、真庭バイオマス発電所の炉内で詰まりやすい事などから、使いにくいとされるが、前処理工程で樹皮を乾燥させたり、階段状の炉で燃焼させるストーカー式燃焼炉(1.5kW)を採用するなどして燃焼効率を上げる。

樹皮は、木材資源を供給する「真庭システム」から、年間約4000dの供給を受ける。

新施設の事業費4億円のうち、2億8千万円の補助を受け、平成32年まで実証事業として取り組む。

4月24日に工事の安全と事業の発展を祈願する地鎮祭が行われ、同社の石橋健藏社長は「真庭には、恵まれた資源がある。実証試験を経て、地域に貢献できるプロジェクトにしていきたい」と話した。

同工場の二酸化炭素排出量は、2022年には、2010年比で約50%まで削減できる見込み。

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タグ:バイオマス
posted by 真庭タイムス at 11:04| Comment(0) | 記事
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