
2016年3月に廃校になった旧美甘中学校に、地域資源を活用した6次産業化拠点施設「シェア工房美甘」が完成し、17日、お披露目会に出席した関係者約30人が開所を祝った。
鉄筋コンクリートの建物1階部分のうち、約300uを加工場や事務所として、昨年8月から12月にかけて整備。壁や床、天井の他、電気、空調、給排水などを工事し、レトルト滅菌釜や真空包装器などを導入した。事業費約3000万円のうち、1/2に内閣府地方創生拠点整備交付金を利用した。
昨年末に設立した、特産の餅米「ヒメノモチ」を使った餅の製造を行う『美甘のもち屋』(約20人雇用)と、山菜やアマゴ、ジビエ等を缶詰やレトルト食品として製造する『鰍オげや』が入居し、4月から本格的に製造を始める。
