2021年12月02日

【壁に掛ける花束づくり・女性15人が講師から学ぶ】

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「スワッグ」と呼ばれる壁に掛ける花束づくりのワークショップが、12月2日、湯原ふれあいセンター(真庭市豊栄)で行われ、参加者が楽しんだ。

湯原振興局と湯原公民館が主催し、湯原図書館が共催する生涯学習講座として開催。事前申し込みの15人が参加した。

湿気などの影響もなく、長い間、部屋に飾ることができる造花を利用。フラワーコーディネーターの千後あゆみさん(47)=真庭市樫西=が講師を務めた。

参加者は講師から、工具の扱い方や花の縛り方の説明を受けた後、バラやユーカリ、シダなどの材料を使って、花のバランスを考えながら根元部分をワイヤーで縛ったり、リボンを結んで華やかなスワッグを制作した。

「目より高い位置に飾るので花がきれいに見える角度を考えて」「立体的にするときれいに見える」などのアドバイスを受けながら、ペンチやハサミを使って加工し、作品を完成させた。

友人と4人で参加した小野寿子さん(72)=真庭市江川=は「ワイヤーをしっかりしめるところが難しかったが、自分で作った作品だから満足感がある。玄関に飾って大事にしたい。またこんな企画があれば、ぜひ参加したい」と話していた。
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2021年12月01日

【地域の特産「ヤシロモチ」・湯原 社地域振興協議会】

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真庭市湯原・社地域を流れる旭川の支流「社川」。その清流で栽培される餅米品種「ヤシロモチ」を使った丸餅の製造が、12月に入り、ひまわり館(真庭市下湯原)に隣接する加工施設で続いている。

生長が遅い晩生品種のヤシロモチは、他の品種に比べ刈り取りが約1ヶ月遅い。同地区では約50年前にヒメノモチに切り替えて一度は栽培をやめたが、地区の名前「やしろ」と餅米の名前が同じことから、特産品化をめざして3年前に再び栽培を始めた。現在は3軒の農家が約60eで栽培している。

今年は約2・7dを収穫。精米のほか、商品加工を担当する社地域振興協議会うまいもの部会が丸餅に加工。週1回の加工日に部会のメンバーが集まり、蒸した餅米を電動の杵つき機でついて、手で丸めている。

翌日には真空パック包装し、ひまわり館や健康の里(真庭市江川)、きらめきの里(真庭市中島)などの直売所に出荷している。

「ヤシロモチはヒメノモチにも負けない粘りがあり、甘くて美味しい。今後は栽培面積を更に40eほど増やしたい」と協議会の樋口基廣会長(71)。加工は来年2月頃まで続く。
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2021年11月24日

【私の街づくり活動事例発表・垂水向津矢住民会】

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落合地区の活性化に取り組む6団体の活動事例発表(垂水向津矢住民会主催)が、11月24日、落合総合センターで行われ、太田昇真庭市長を囲んで意見交換が行われた。
各団体の活動内容を聞いて共有することで、参加者がまちづくりへの思いを深め、各自が地域に貢献できることを再発見する機会として実施。発表は「地域学生団体あねもね」「WEST NOZE(ウエストノーズ)」「まにわブライダルプロジェクト」「落合シニアミュージカル・そらさくら」「まにわ・しめ山プロジェクト」「おチアーズ」の6団体。住民会の役員や関係者など約30人が出席した。

岡山大学や広島経済大学、岡山県立大学の学生9人で構成する「あねもね」は、「面白く、やりたいことを、理念に沿った形で行う。目的や目標を設定し、振り返り、改善する」をルールにしており、これまでオンライン会議やワークショップを開催。幼なじみの女性4人で結成した「WEST NOZE」は、地域を盛り上げる活動を動画投稿サイト「YouTube」を使って発信しており、「今後は市内各地の紹介も増やし、他団体と協力して真庭を盛り上げていきたい」と発表した。

地元事業者約40社でつくる「まにわブライダルプロジェクト」は、結婚式に必要な衣装や写真、神社、印刷、交通などを各社が担当。真庭市内で結婚式を挙げる活動を続けている。「真庭市内には都会のような大型結婚式場は無いが、専門業者が協力すれば市内のどこでも結婚式ができる。コロナ禍で少人数の結婚式が増えており、細かなニーズにも応えられる。婚活イベントも継続的に行っていきたい」と報告した。

発表を聞いた太田市長は「この地域を少しでも良くしていこうとしていることは素晴らしいこと。もっと活動を広げていってほしい」と激励した。
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