施設保存や活用を議論・有識者による検討会発足

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明治40年(1907年)に完成し、平成2年(1990年)まで小学校として使われた国指定重要文化財「旧遷喬尋常小学校校舎」(真庭市鍋屋)の、今後の整備や活用策について検討する委員会が17日に発足し、同所で検討会が行われた。

太田昇真庭市長は「建設には、当時の町予算の2・7倍をかけ、情熱を傾けて造られた施設。修理して保存し、国民共有の財産として活用していきたい。色んな視点から思い切ったアイデアや意見を出してほしい」とあいさつ。大学教授や学校長、地域団体代表など12人の委員に太田市長が委嘱状を交付した。

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会議では、会長に岡山理科大学工学部建築学科・江面嗣人教授、副会長に真庭市立落合小学校・奥山仁校長をそれぞれ選任。委員は、施設の歴史を振り返るDVDを視聴し、学校建設当時の地域状況や思いを再確認した。

意見交換では、委員らが「学びの場として活用できないか」「年々老朽化が進んでおり、早急な解体修理が必要」などの意見が出された。

校名の遷喬は、中国の詩経・伐木の一節「出自幽谷遷于喬木(幽谷【ゆうこく】より出【いで】て喬木【きょうぼく】に遷【うつる】)」から引用し、うぐいすが深い谷から出て大きな木に移るようにと、子どもたちに大きな飛躍を期待して山田方谷が命名。現在は、(公財)真庭エスパス文化振興財団が指定管理者として運営し、内部を見学できるほか、数々のイベントを開催し、年間約1万5千人(平成29年度実績)が来館している。

委員の任期は2年間で、来年9月までに6回の会議を行い、構想を策定する。
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農業の担い手育成講座・栽培技術習得目指す

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農業の担い手確保や地域農業の活性化を図ろうと真庭市は20日、各作物の栽培技術の習得を目指す「真庭いきいき帰農塾」を開講した。

久世公民館で開講式が行われ、塾長の真庭市農業振興課・佐藤敏明課長が「農業には、多様な担い手が求められている。農業を楽しんでもらい、栽培技術を身に着けてほしい」とあいさつした。

今年度は、ナス、キュウリ、ピオーネ、トマト、花きの各コースに15人が受講。講師は農業普及センター職員や管内JA職員が務める。今後は、各コース年間10日前後の講座や実習が行われる。

野菜栽培を学ぶ女性(59)=真庭市古見=は「これまで、自宅の5eほどの畑で自己流で栽培していたが、本格的に基礎から栽培を学んで将来的には、直売所に出荷できるようにがんばりたい」と話していた。
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