2021年11月11日

【玉ねぎ苗やシクラメン販売・久世校地】

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真庭高校久世校地(真庭市中島)では、11月5日、生物生産科の生徒が育てたタマネギ苗や花の販売が行われ、一般客が次々に買い求めた。

1年生が9月に種をまき、草抜きや肥料を加えるなどして育てたタマネギ苗6万本を用意。100本あたり450〜500円で販売した。

草花環境類型を専攻する2、3年生が約1年かけて育てた約1000鉢のシクラメン(1鉢500円〜)は、赤やピンク、白の花が見ごろを迎え、葉ボタンやビオラ、パンジーなども並んだ。
タマネギ苗を購入した今石秀夫さん(80)=真庭市田原=は「5年ほど前から毎年買いに来ている。600本買ったので自分の畑に植えて、収穫したら自宅で食べたり、知り合いにあげたい」、シクラメンの花を購入した宮田喜久子さん(72)=真庭市上水田=は「毎年、苗や花を買いに来ている。花を玄関に飾り正月を迎えたい」と話していた。

1年の清川幸聖君(16)は「たくさんのお客さんが来てくれて話しも出来たので楽しかった。家は農業や酪農をしているので、学んだことを今後に活かしたい」と話した。

同校は春にも野菜苗の販売をしており、販売を通じて地域と交流。11月13日㈯に行われる文化祭でも午前9時半から、同様の販売を予定している。
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【『看護のこころ』決意新たに・看護科2年生21人】

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看護の実践者として決意を新たにする「宣誓式」が、11月4日、真庭高校落合校地(真庭市落合垂水)で行われ、看護科2年生21人が看護師の道へ第一歩を踏み出した。

体育館で行われた式には保護者や1年生、教職員など約70人が出席。厳粛な雰囲気の中、「灯火の儀」ではナイチンゲール像から分け与えられたロウソクの灯を生徒が受けとり、壇上に整列した。

生徒はキャンドルを手にナイチンゲール誓詞の「我は心より医師を助け、我が手に託されたる人々の幸のために身を捧げん」と誓いの言葉を唱えた。

生徒代表の名越優里さん(17)は「周囲の支えや思いをしっかりと胸に抱え、私たちは立派な看護師になることを誓います」と謝辞を述べた。

生徒は翌日から約2週間、市内3箇所の病院で患者の身の回りの世話などを看護師から学ぶ隣地実習に望む。
同校では、昭和44年の落合高校衛生看護科創立以来、伝統の『看護のこころ』を受け継ぎ、医療従事者としての高い資質の醸成を図る目的でナースキャップを授与する「戴帽式」を毎年開催。昨年から「宣誓式」に切り替えており、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、来賓招待を行わず、式典内容を一部変更するなどして、時間短縮して行われた。
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2021年11月08日

【銀沫出荷スタート・今季目標 17トン】

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真庭市勝山の『神庭の滝』にちなんで名前が付けられたヤマノイモ「銀沫」の販売が、11月1日、市内の直売所や勝山地区の土産物店、飲食店などで始まった。

アクが少ないことから、すりおろして時間が経っても白く、自然薯にも負けない風味や粘りが特徴。栽培が難しく、生産量が少ないことから「幻のヤマノイモ」とも呼ばれている。

勝山地域を中心に落合、久世の生産者40人が約2・5fで栽培。出荷に向けて10月27日、生産者グループ「かつやまのいも生産組合」が、出荷目揃え会を開催した。

初日は1d弱が出荷され、組合員らが大きさや重さを確認しながら、赤秀・秀・良の等級別に分けて、箱(1s)や袋(800c)に入れて出荷準備を行った。

綱島孝晴組合長(67)=真庭市岩井谷=は「除草や病気、水やりなど生産者の方は苦労されたと思う。例年並みにいいイモが出来ているので、皆さんに味わってもらいたい」と話していた。

出荷は11月末まで続き、今季約17dの出荷を見込んでいる。
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